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TWICEが所属するJYPエンターテイメントが新たな試みでさらなる高みへ
JYPエンターテイメントの社長である、パク・ジニョンが特別講演を行い、今後のJYPエンターテイメントの展望を明かしました。
パク・ジニョンは韓国で歌手としても活躍する大スターであるとともに、TWICEが所属するJYPエンターテイメントの社長でもあります。
そんなパク・ジニョンがこれからのJYPエンターテイメントの展望を明らかとしました。
JYPエンターテイメントは全世界に影響を及ぼすほどの大きな存在へと拡大している
特別講演の中でパク・ジニョンは現在のJYPエンターテイメントの存在を「会社を立ち上げた時に比べて会社は随分と大きくなり、その大きさは会社規模を超え世界の子供達にも影響を及ぼすまでに大きくなっている」と言う内容を述べています。
これは、JYPエンターテイメントが世の中で大きな存在意義を示すとともに、進化の時がきたということを意味しているようです。
そしてパク・ジニョンは、①社屋の移転②JYP2.0への挑戦を明らかにしました。
社屋の移転について
新社屋については、すでに移転が決定しているようで早ければ2週間以内にも新社屋に引越しをする予定ということです。
この移転は、単純に場所を写すということではなく、さらなる飛躍のために行うものだとパク・ジニョンは説明しています。
JYP2.0への挑戦
JYP2.0への挑戦についてパク・ジニョンは次の4つの指針を掲げています。
「COMPANY IN COMPANY」
「GLOBALIZATION BY LOCALIZATION」
「JYP MUSIC FACTORY」
「CREATIVITY FROM HAPPINES」
正直これだけ読んでもどんな内容になっているかさっぱりだったので、私なりの解釈で申し訳ございませんが、説明をさせていただきたいと思います。
もし待ちがっていた場合には遠慮なくご指摘いただきたく思います!!
「COMPANY IN COMPANY」が仕事効率を改善
最近日本の企業においても「仕事効率化」が推進され、なにかあれば「仕事効率化」と言われる世の中です。
そして、この仕事効率化を強化した考えが「COMPANY IN COMPANY」と言うことだそうです。
今まで、JYPでは、マーケティング部、PR(広報)部、マネジメント部といったように会社の中に部署がありその部署の中で仕事を完結していたようです。(一般的に見る会社の形ですね)
例えば、マーケティング部のある人物が、ある時はTWICEの仕事をしたり、スジの仕事をしたり、そしてある時はGOT7の仕事をしたりというような構造です。
しかし、この形だと会社の規模が大きくなるにつれ、アーティストや会社の成長速度に比べ、コンテンツを制作するプロセスが迅速に行われないといった懸念がでてきたようです。
そして、この懸念をアーティスト1組のためだけの担当タスクフォースチームを作るという方法で払拭されたと述べています。
簡単に言うと専属チーム。イメージとしては、チームTWICEというような形。そのチーム内には、マーケティングを担当する人、PRを担当する人、マネジメントを担当する人がいてTWICEの仕事を専門に行うということです。
チームTWICEに属する人たちはその他のアーティストの仕事を行うことはありません。
これにより、アーティストとスタッフのコミュニーケーションが大幅に改善され仕事効率が飛躍したとパク・ジニョンは述べており、このモデルを採用したのがTWICEが初めてということだそうです。
「GLOBALIZATION BY LOCALIZATION」はAKBの海外チームみたいな感じ?
2つ目のテーマである「GLOBALIZATION BY LOCALIZATION」は日本語的に読むと“現地化によるグローバル化”ということになります。
これまで、K-popというと全メンバーが韓国人という構成が一般的でした。しかし、現在JYPエンターテイメントで代表されるアーティスト TWICEは日本人も所属しており海外(韓国から見た場合の日本)の人材を発掘が進められています。
そして、今回発表された「GLOBALIZATION BY LOCALIZATION」が意味することはおそらく、海外で直接人材を育成しそしてプロデュースするということなのではないでしょうか。
ざっくり言うとAKB48の姉妹グループで海外グループ(TPE48,MNL48など)があるのですがそういった感じをイメージして貰えばわかりやすいのかなと思います。
この例では、姉妹グループということになってしまいますが、パク・ジニョンがしたいことは姉妹グループではなく、まるっきり新しいアーティストのプロヂュースだと思います。
そして、驚くべきことに、現在グループメンバー全員が日本人というグループも考えていると述べていました。
ちなみにデビューは来年末か2020年上半期の予定とコメントしており、TWICEの日本版という発言に注目が集まっています。
「JYP MUSIC FACTORY」がJYPをさらにデカく
「JYP MUSIC FACTORY」は、簡単にいうと、設備投資(新社屋に)です。
会社が大きくなるにつれて、社内育成が行き届かなかったり制作時間が少なくなってしまうことからコンテンツのクオリティーが低下していまう可能性があります。
これを回避するために充実した設備を用意し、大量コンテンツを作りながらも高いクオリティーが維持できるように環境を整備するということです。
その内容は
- 9つのダンススタジオ
- 18のボーカル練習室
- 7つのプロデュースルーム
- 11のレコーディングルーム
- 2つのミキシングルーム
これらを新社屋に備えたそうです。
この設備だけでも新たな飛躍が感じられますね。。。
どこまで大きくなるのやら、、、
話は最後の指針に戻します!!
「CREATIVITY FROM HAPPINES」はざっくり言って福利厚生的なものの充実
「CREATIVITY FROM HAPPINES」は良いものを作るには良い気分作りが大切だよねってことで、社員のモチベーションが上がるように環境を整えたよってことです。
よく会社は物心両面の幸福を追求することが大切だと言われます。今回の「CREATIVITY FROM HAPPINES」はこれを満足に行うためのものと考えていいと思います。
社員がより健康な体と心を維持しつつ、仕事に臨むことができれば良いアイデアが生まれる可能性が広がりますからね。
そして、パク・ジニョンはこれ満たすために、勤務時間の見直しや、食堂やカフェを新社屋に併設、さらには心理カウンセラーを通してのメンタルケアなどを実施すると述べています。
まとめ
今回はTWICEが所属するJYPエンターテイメントが発表した指針についてまとめてみましたが、今後の韓国音楽業界が大きく飛躍することが今回の発表の中から感じ取ることができました。
TWICEをはじめ様々なアーティストを世に送り出していることもあり、さまざまな角度から今後挑戦が始まることが予想されます。今後の動きにも注目したいところです。
まずはやはり日本版TWICEというキーワードが一番気になりました。
2020年のデビューということであればそう遠くない話ですので、新たな情報をキャッチでき次第紹介させていただきたいと思います!